プロフィール

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sawamurakazuya41@gmail.com

はじめまして、ジョーです。私は37歳のとき、未経験で営業の世界に飛び込みました。

決して早いスタートではありませんでしたが、それでも「稼ぎたい」「現状を変えたい」という強い思いだけを頼りに、前に進むことを選びました。

ここでは、私がどのようにして営業という仕事に出会い、売れない時期を経て、やがて面接官として“選ぶ側”の立場になるまでをお伝えしていきます。

特に、40代・50代でこれから営業職を目指す方にとって、少しでもヒントや勇気を届けられたら幸いです。

1️⃣ 営業マンになる前の私

営業転職で人生が変わったビフォーアフター

・仕事に疲れ果て、転職を決意

ジョー
ジョー

実は私、以前は個人経営の飲食店で働いていました。

毎日朝早くから夜遅くまで、週6日、1日14時間以上も働きづめで、休憩なんて1秒もありませんでした。

食事は、自分で作ったまかないを立ったまま、3~4分でかき込むのがやっと。忙しい日には、それすら許されないこともありました。

お盆や年末ともなれば、定休日返上で仕込みに追われる日々。

そんな生活を続けていると、朝起きた時に指に力が入らず、手が握れなくなることもありました。

それでも、給料はわずか18万円。賞与なんて夢のまた夢…。

・転職を決意した瞬間

人生が少し動いた、ほんの小さなきっかけ。

そんなある日、同僚の一人が店を辞めることになりました。次の仕事先も決まっているとのこと。

それを聞いて、私はハッとしました。

「ああ、この世界から抜け出すこともできるんだ…」

当時の私は、毎日の忙しさに追われ、完全に思考停止状態。

オーナーの厳しい指導にも疑問を抱けず、ただただ目の前の仕事をこなす日々を送っていました。

しかし、同僚の退職をきっかけに、私も

「もっと違う働き方があるんじゃないか?」

と考えるようになったのです。

2️⃣ そして営業の世界へ

営業未経験からの挑戦を始める男性の決意

・営業マンとしての一歩

とはいえ、私にはこれといった学歴も資格もありません。

ただ、これまで薄給で働いてきた経験から、「とにかく稼ぎたい!」という強い気持ちがありました。

 そこで、インターネットで様々な業界を調べてみた結果、未経験でも高収入が期待できるという理由で、リフォーム業界に飛び込むことを決意しました。

正直、この選択が正しかったのかどうかは今でも分かりません。しかし、少なくとも当時の私には、他にこれといった選択肢がなかったのです。

ジョー
ジョー

こうして、私は晴れてリフォーム営業マンとしての第一歩を踏み出しました。

・リフォームのプロとして

「知識も経験もない私に、お客様は大切な家を任せてくれるのか?」

本当のことを言って、不安でいっぱいでした。

しかし、持ち前の「明るく楽しく元気」な性格と、お客様に寄り添いたいという生真面目な気持ちを武器に、日々仕事に打ち込みました。

 そして、十数年が経った今、私はリフォームのプロとして、多くのお客様の住まいづくりをお手伝いさせていただいています。

現在は、フリーランスの営業マンとして、現場に立ち続けています。

3️⃣ 売れない営業マンが、面接官になるまで

訪問営業で玄関前に立つスーツ姿の男性

・最初の挑戦と不安

営業職も、建築の知識も、右も左も分からない状態からのスタートでした。最初の2日間は研修を受けましたが、とにかく、場違い感しかなかったですね。

研修が終わると毎朝8時には出社し、店内の掃除から始まり、朝礼での声出し、ロープレ…そして、いよいよ飛び込み営業です。

3~4人のチームで住宅街を回り、1軒1軒チャイムを押してアポイントを取りました。お客様からOKをいただいたら、先輩社員にバトンタッチ。

先輩社員が現地調査を行い、見積もりを作成し、契約へと進めていく流れです。

最初の数ヶ月は、全く結果が出ず、上司からの厳しい指導に心が折れそうになることもありました。

しかし、先輩や同僚の温かい励ましのおかげで、なんとか踏ん張ることができたんです。

・面接官として“選ぶ側”の視点を持つように

その後、会社の方針で様々な支店を経験することになり、北海道から東北、関東まで、3年8ヶ月の間に6つの拠点を異動しました。

そこで私は、営業マネージャーとして新人教育や数多くの中途採用面接を担当する立場に。

現場の第一線にいながら、「どんな人材が採用されるのか」「なぜ落ちるのか」を採用者の視点から深く知ることができました。

ジョー
ジョー

「どんな応募者が採用され、どんな人が落ちるのか」——その判断基準を、現場目線と採用目線の両方から理解できるようになったのです。

4️⃣ 40代・50代に伝えたいことがある

営業転職を成功させたことを象徴するSUCCESSの文字

・ジョーの使命

俺の名はジョー、よろしく頼む。

37歳のとき、未経験で営業の世界に入った。
結構遅めかと思っていたが、意外とそうでもなかった。
現場には、40代未経験なんてざらにいたし、50代の未経験も少ないながら確かに存在した。
入社してくる経験者にいたっては、40代50代は当たり前のようにいた。

正直、ほっとした。
もっと若い人に囲まれて浮くんじゃないか…という不安は杞憂だった。

それよりも印象的だったのは、自分より年上の人たちが、ひたむきに、がむしゃらに頑張っている姿だった。
カッコよかった。
俺もあんなふうになりたいと思った。

きっと彼らは、たくさんのものを背負っていたに違いない。
多くを語らず、背中で見せてくれた先輩たち。
それまで職を転々としていた俺は、正直「先輩」に憧れたことなんて一度もなかった。

「あんな風になりたくないなあ」――そんな気持ちで生きてきた。

もちろん、職種の違いや職場の雰囲気、俺の性格もあったのかもしれない。
でも、その現場で俺は初めて思った。「俺も負けてられねえ」と。

俺は一生懸命働いた。みんなと泣いて笑って怒って悲しんで…
喜怒哀楽むき出しでも、誰も嘲笑なんかしなかった。
俺たちは毎日、本気でぶつかり合いながら、熱い戦いをしていた。

今の俺があるのは、売れなかった頃の俺を励まし、最後まで見捨てなかった先輩たちのおかげだ。
何の得もないのに、俺に「営業」を教えてくれた。

あれから俺も年を取った。
だからこそ、ようやく分かってきた。
あの時の先輩たちのことが――

俺の人生を変えてくれた、当時40代50代だった先輩たち。
俺はまだ、何一つ恩返しをしていない。

このブログは、その恩返しの代わりに作った。
若い人は他のブログを読んでくれ。

未経験でも、経験者でも関係ない。
俺たちには、稼ぐ理由がある。
決まってる。守りたい“何か”のためだ。

俺は今も戦ってる。あと何年ある?

「今やるしかねえだろ?」

お前の背中は、俺がいくらでも押してやるよ。
それが俺の使命だ。

友よ、幸運を祈る。

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